重視するコンテンツは音楽だけではない。映像、アニメ、ゲームの領域でも掘り起こしにどん欲な姿勢を見せる。
快進撃を続けているのが、音楽事業傘下のアニメ会社・アニプレックスが展開するスマホゲーム
「Fate/Grand Order」だ。配信が始まったのは2015年と3年も前だが、
歴史上の偉人などをモデルとしたキャラクターや重厚なシナリオが好評を博し、
いまだにスマホアプリのランキングではトップ10圏内にとどまる。
国内でのダウンロード数は1200万(2月末時点)に上り、中国や北米でも人気だ。
2017年はこのゲームだけで、音楽事業の営業利益の3割超にあたる約400億円を稼いだ。
このFateシリーズとソニーの関係は、2011年放送開始の深夜アニメでアニプレックスが製作委員会の幹事会社となった際に始まった。
今では劇場版アニメやフィギュアなどのグッズ、アニメ主題歌を歌うアーティストのレコード収入など、多面的に展開する。
シリーズ全体には根強いファンのベースが育った。
さらに5月14日には、世界中で愛されるキャラクター「スヌーピー」の権利会社への出資も発表。
キャラクターのライセンス収入を得られるだけでなく、具体的には未定ながら、ゲームや映画など事業横断的な活用が期待される。
現在ソニー社内ではグループ内で持つコンテンツの相互利用を推し進めており、
「日常業務として、他事業部との話し合いの機会が多くなってきた」(ゲーム子会社ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントの小寺剛社長)。


もしかしてスヌーピーのゲーム化来るのか(´・ω・`)