20日午前8時10分ごろ、石川県かほく市長柄町のJR七尾線新村踏切付近で、
近くの高校1年生の少女(15)が七尾発金沢行きの快速電車(3両編成)にはねられて死亡した。



女子高生は草むらから線路に飛び出してはねられたことから県警津幡署は事故と
自殺の両面で調べているが、遺書などは見つかっていない。

電車の乗客乗員約90人にけがはなく、同線の普通電車上下2本が運休したほか、
後続に最大で88分の遅れが出るなど約650人に影響した。
 
同署などの調べによると、現場は同踏切から金沢方向に約100メートルの地点で、
運転士が草むらから飛び出した女子高生に気付き、
急ブレーキをかけたが間に合わなかった。警笛にも反応することなく、
線路上で動かなかったという。

 女子高生は部活動のため同日朝に自宅を出発。JR高松駅に向かい、
途中で会った知人に「おなかが痛いから途中で帰る」と告げた。

現場にはサクなどはなく、近所の人の話によると、近道として利用されることも多い個所だった。
午前8時ごろに事故現場付近で女子高生を見たという近くの主婦(59)は「(女子高生が)線路脇の草むらにじっとしゃがみこんでいた。
変なところに座っているなと気になっていたが、まさかこんなことになるとは」と驚いた様子で話した。


ソース:NHK広島放送局
http://www3.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/4003661751.html?t=1353501087336