『A Way Out』ディレクター:「ゲームの長さ」や「やりこみ要素」に固執するゲーマーにはうんざりだ


A Way Out director Josef Fares is sick of people obsessing over game length and replayability - VG247
https://www.vg247.com/2018/06/22/josef-fares-sick-obsessing-game-length-replayability/


ADV『A Way Out』ディレクターのJosef Fares氏が海外サイトVG247の
取材に応じ、ゲームの「プレイ時間」や「やりこみ要素」に固執する
ゲーマーにはうんざりしていると言います。

Fares氏によると

・どんなに長いゲームを作ったところで、ストーリーを最後まで
遊んでくれるユーザーは限られてくる。PS4版『A Way Out』のクリア率は
52%と比較的高かったが、例えば『GTA4』では30%未満だ

・この52%という数字を「良い」と考えること自体おかしい。
ジェームズ・キャメロンの映画なのに、物語の中盤で映画館を
抜け出す人が50%いると考えると、その異様さが分かるはずだ

・我々はゲームを「体験」だと考えている。
どれだけプレイ時間が長いかは関係がない。
プレイヤーがゲームをクリアしてくれない事の方が一般的なのに、
なぜ「やりこみ要素」や「プレイ時間」について言及する必要があるだろうか?
なぜそれがゲームのレビュースコアに反映されるべきだろうか?
そうあるべきではないのだ。

・パブリッシャーに『A Way Out』のプレイ時間を尋ねられたことがあった。
僕はこう言ったね。「なぜそれを聞くんだ?そんな戯言には答えてやんないよ」と

・あらゆる食事をテーブルに出してあげたのに、「それでも足りない」と
不満をぶちまける客がいるのと似ている。ちょっとしか食べないくせにだ