PS4に大きな問題点があります。それは「これといったゲームがない」ということでしょう。

任天堂には「マリオ」が、マイクロソフトには「ヘイロー」があり、
これらのタイトルは本体牽引も見込める「色褪せることのないフランチャイズ」と言っても過言ではありません。
ソニーには「これ」がないのです。PS1やPS2の時代を思い出してみると、ソニーには「こういったゲーム」がありました。
「FF」や「キングダムハーツ」、「メタルギアソリッド」など
あらゆる人に対して魅力的に映るタイトルがあり、それはPS機種でしかプレイ出来なかったのです。
しかし今やそれらのゲームはマルチプラットフォーム化しており、ソニーに残っているものはそこそこのIPしかないです。

「アンチャーテッド」や「ゴッドオブウォー」シリーズは傑作なのですが、
「マリオ」のように「世代を通じて色褪せない魅力」というものを持ち合わせていません。
「グランツーリスモ(GT)」は売上は凄いものの、続編を出すごとに魅力が落ちてきています。
また「リトルビッグプラネット」や「ラストオブアス」はハイエンドゲームと呼べるものの、成功は一時的なものでしょう。

私は何もPS4をバッシングしているつもりはないのです。
任天堂やマイクロソフトのように大衆を魅了する強力なタイトルがなくても、それでもPS4は勝つと思っています。
しかし本気で統一ハードにするつもりなら、話は違うのではないか?と皆さんに投げかけているだけなのです。
PS4には「大人も子供も万人が本当に楽しめるゲーム」が必要ではないでしょうか。