任天堂の歴代ハード販売台数は7億台以上――やはり最多はDS
https://jp.ign.com/nintendo/27868/news/7ds

SIEはPlayStationブランド全ハードの累計販売台数が5億2530万台を突破したことを記念して、
特別デザインモデルのPS4を発売すると発表した。

「PlayStationハードが約5億台なら、任天堂のハードはどうなのか?」と思う人もいただろう。
海外メディアDestructoidにもそう思ったライターがいたようで、
彼は任天堂の公式ウェブサイトで確認できる同社の歴代ハードの販売実績を合算し、全ハードの累計販売台数を算出した。
この簡単な足し算をIGN JAPANでも念のために行い、
2018年6月末時点の任天堂の主要ハードの累計販売台数が7億2765万台であることがわかった。

7億台はPlayStationハードの5億より約2億台多いが、忘れてはならないのはハードメーカーとしての歴史の長さが異なることだ。
任天堂のデータは1983年発売のファミコンから35年分あるのに対して、
PlayStationは1994年に発売した初代PSからまだ24年分のデータしかない。
ハードの数も大幅に異なり、6種類(据え置き機4台・携帯機2台)のPlayStationハードに対して、
任天堂は11種類(据え置き機7台・携帯機4台)だ。
なお、便宜上、本稿ではNintendo Switchを据え置き機として捉えている。

任天堂のハード累計販売台数の中から、携帯機は4億2711万台、据え置き機は3億54万台であり、
任天堂は据え置き機よりも携帯機で成功を収めている傾向が見られる、
最も売れたゲーム機はDS(1億5402万台)だ。同社の最も売れた据え置き機はWiiで、
こちらは1億163万台の販売実績を記録している。
ソフトの販売実績についても1位は9億4862万本のDS、次点は9億1994本のWiiだった。

同じ世代の据え置き機と携帯機であるWiiとDSが任天堂にとっていかに「黄金時代」であったかがわかる。