試合は客席からのコーチング(指導)の疑いで警告を受けたS・ウィリアムズが、
主審を「嘘つき! 謝れ!」などと罵るなど荒れた展開となっていた。
表彰式が始まると、S・ウィリアムズの出産後初の全米制覇を期待していた客席からブーイングが起こった。
大坂の目から涙がこぼれ落ちた。S・ウィリアムズに肩を抱かれても表情は硬いまま。
偉業達成の感想を問われた優勝インタビューでも涙をこぼし、異例の言葉を口にした。
「ちょっと質問じゃないことを語ります。みんな彼女(S・ウィリアムズ)を応援していたのを知っている。
こんな終わり方ですみません。ただ試合をを見てくれてありがとうございます。本当にありがとう」
そして、S・ウィリアムズにお辞儀をして「プレーしてくれてありがとう」。
プレー中とは正反対の弱々しい大坂の姿に、ブーイングを浴びせていた客席が一瞬、固まった。

全米が止まった(´・ω・`)