最近のカードゲーム業界

1、スマホアプリで『ハースストーン』が出る。
 それなりに課金要素はあるものの、従来のものと比べると
 はるかに手ごろに環境デッキが揃う。上手いと無課金で全て揃う。
 ゲーム自体もよくできていて、ブリザードのブランド力もあり、
 初動から爆売れで当然流行る。カード業界人すごく焦る。
2、日本でも『シャドバ』、『ライバルズ』が出る。
 まさかの課金要素が激甘。(今はだんだんと締め付けがきつく)
 また、海外では『ポケカオンライン』のアプリ化。
 現物の方では、同時期にカードゲーム全般でルールの改定、
 スタン落ち、全体的な縛りの緩和など、全体が大きく動く。
 その際に、過去の遺産への依存や特殊効果を盛りすぎていた
 『遊戯王』は収拾が付かずに大きく人気を落とす。
 『デュエマ』も似た状況ながら、元のルールがシンプルかつ、
 アニメの成功、コロコロのバックアップを得て浮上。
 なお、海外でもTCGの元祖、『MTG』も『ハースストーン』に
 苦しめられ、ついにゲームアプリへと舵を切る。現在β中。
3、まさに乱世。というのは嘘で、現物でのカード販売を生業に
 している人が踠いている状況。
 『ポケカ』のブームは、いい感じにスタン落ちして、低予算で
 環境デッキに勝てる状況ができたのと、将来出るであろう
 ゲームアプリに対する期待が大きいかと。要は先行投資。
 ちなみに今年は、海外でValve(CS:GO、Dota2の開発元)が、
 『アーティファクト』というカードゲームアプリをリリース。
 ブランド力はもちろん、開発への信頼(信者層)が厚く、
 ブームはほぼ確実。よりカード業界は息苦しくなるだろう。
他、今後の予想。
 日本ではいつ『ポケカオンライン』のゲームアプリが出るか。
 ポケモンブランドが強すぎて、ありとあらゆるカードゲームを
 食い尽くすと思われる。
 あとは、どのようにして他が追従していくかが見所。
 ぶっちゃけSwitchでのゲーム展開を軸に、現物のカードは
 ソフトとして1boxで全部揃うような売り方しかない気がする。
 まあ今までが美味しすぎたよね^p^