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――プロットを書いた坂口さんからは、ストーリーに対しての指示はありましたか?

北瀬:
坂口さんは「FFVI」まではストーリーに深く関わっていたのですが、「FFVII」ではバトルに注力していました。
マテリアのシステムを考案したのも坂口さんですね。
当初、マテリアは野村が提案した“スフィア”という名前になっていたのですが
坂口さんから「小学生にもストレートに響く語感にしたい」という意見があって、マテリアになったんです。
当時、スタッフが何かとカッコいいネーミングにしようとしていたのですが、
坂口さんは「もっと広く受け入れられるものにするには、ただカッコいいだけではダメだ」
と言っていました。