小学生でも“VRゲーム”を発明できる時代--「Nintendo Labo VR Kit」をプログラミングの第一歩に
https://japan.cnet.com/article/35135063/

「本物の風」を自宅で感じられるVR体験

たとえば「バズーカ」では、弾を撃ちながらエイリアンを倒すゲームを楽しめる。
Toy-Conはダンボールとゴムだけの簡易的な作りであるにも関わらず、グリップを引いて弾をセットし撃ち込む感覚が、
VR空間内の動きとほぼズレずにシンクロしているため、
ゲームセンターの専用コントローラーを使った本格的なVRゲームを遊んでいるかような錯覚をしてしまうほど、
ゲームの世界に没入できる。
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また「ゾウ」では、象の顔の形をしたToy-Conの“鼻”の部分をペンにして、VR空間で自由に3Dお絵かきを楽しむことができる。
さまざまな色のインクで奥行きのあるイラストを描いたり、ハートや炎のエフェクトを加えたりして、
自分だけのアート作品を作ることが可能だ。
描いた順番を時系列で確認することもできるため、テレビ画面に出力して、
家族や友人と完成までの流れを楽しむといったこともできる。
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そして、特に感動したのが「風」のToy-Con。その名の通り、風を感じられるコントローラーだが、なんと
VR空間だけでなく現実でも“本物”の風を感じることができる。
足で操作するペダルに付いている平たいダンボールが、
ペダルを踏み込むたびに“うちわ”のような役割を果たし、プレイヤーの全身に向かって風を飛ばしてくれるのだ。
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VRエンタメ施設「VR ZONE」などには、ゲームと連動して風を発生させる装置もあるが、
これを1万円以下の、それもダンボールと人の力をうまく利用して、簡易的に再現したのには驚いた。
まさに任天堂ならではのユニークな発想だ。こちらもバズーカと同様に、
VR空間内のアクションと体に届く風のタイミングが見事に一致しており、没入感を高めている。


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