ダンボールVRは当然対策は万全なんだよね?


生理学の権威である新潟大学名誉教授・医学博士の板東武彦先生は「6歳までの幼児については二眼式の両眼視映像を見るときに注意が必要とされている」と説明します。

板東先生によると、6歳(場合によっては8歳まで)までの子供は視覚の発育過程で環境の影響を受けやすい「感受性期」にあり、この時期に、例えば片目に眼帯をした場合には、
その側の眼からの刺激を大脳視覚領に伝える回路に変化が起こって、両眼視をすることができなくなるとのこと。

つまり二眼式の立体視はあくまで疑似的に視差を錯覚させるもののため、目の使い方を学んでいる最中に通常とは異なる方法で立体視させると異常を起こす可能性があるということです。


またPS VRは12歳以上、Oculus Riftは13歳以上、ハコスコは2眼の場合7歳以上(単眼は全年齢)と多少のばらつきはあるものの、ほとんど全てのVRゴーグルが対象年齢を12歳〜13歳以上に設定しています。
このことについては「動揺病」が関係する可能性を示唆しました。動揺病とは、いわゆる船酔いや車酔いのような状態を指し、VRゴーグルを使った際に発生する映像酔いもこの一種です。

動揺病について感受性が高いとされるのが、2歳〜12歳程度とされているため、12歳を境にしているのではないかと板東先生は推察しています。

https://www.google.com/amp/s/nlab.itmedia.co.jp/nl/amp/1610/21/news090.html