SIEと任天堂の方針の違いは新型ハードにどう反映されるのか
http://jp.gamesindustry.biz/article/1904/19042701/
以前からエース経済研究所では,PS5は,非常に高い演算能力を持つ高性能マシンになるだろう
と予測していたので,予想どおりだったといえる
とくにPS4の互換とローディングの速さというのは,PS4でユーザーがよく取り上げる不満点だった
こともあり,エース経済研究所の第1印象は,PS4の強みを追求したというよりも不満点の解消を
優先したというものであった
SIEはPS4の成功要因を高い性能とそれを生かしたフォトリアルなAAAタイトルによるものと見なして
いるということであろう
SIEの行動規範は「メディアやユーザーから非難されないこと」であるというエース経済研究所の主張
が正しいことが確かめられたということでもある
新型Switchは技術的なイノベーションではなく,デザイン・スタイル面での変化を期待したいものだ
それにしても,企業のトップが技術のイノベーションに頼らない製品開発を指示するケースは珍しい
のではないだろうか? このような方針がどのような変化をもたらすか,興味深く見てみたい

ライター:安田秀樹