俺「神道があるじゃないか」
友人「神道?ああ、あの戦前の頃の国家宗教だった頃の?」
俺「そう、西洋のGHQに支配される前までは、誇るべき俺たちの宗教だったというわけさ(ホルッ)
友人「でも、今はGHQにとって国家宗教からは外されたよね」
俺「そう、だから今は俺たちに宗教はない、縛られるべきものがなく自由に生きる風来坊の国家なのさ……(キリッ」

友人「でも、君たちはそれに代わるものを生み出せていないじゃないか」
友人「宗教というものは単に神を信じよという教えのためにあるものじゃないんだよ」
友人「人が人として生きるために大切な価値観を学ぶためにある」
友人「隣人を愛せよとか、善行を積みなさいとかね」
友人「そういう価値観を育むことによって、人は今に至る人権思想を学び、それが現代における自由運動に繋がっていったんだよ」
友人「君たちはどうなんだい?そういった考えがないから、僕が見る限りでは中身が空っぽの人間ばかりに見える」
友人「人生における目標や思想といったものが、まったく見当たらない」
友人「ただ延々と仕事をこなして、家に帰って、くだらないテレビ番組を見て寝ているだけ」
友人「これで人生の何が楽しいっていうんだい?仕事=人生なのか?申し訳ないが、企業の歯車、あるいは奴隷として生きる事に悦びを感じているようにしか見えないよ」

>>2に続く
VIPQ2_EXTDAT: none:none:1000:512:----: EXT was configured