5月上旬の午後1時、都内の気温は20℃を超え、汗ばむ陽気となった。
強い日差しに体力を奪われたのか、男はなかなか立ち上がれない。
駅から家までの約15分間のウオーキングは一時中断に追い込まれた。

それから5分、男は身を起こすと、再び歩き始めて自宅に向かった。
だが時折足元がふらつき、また路上に座り込む──。

この男性がTOKIOの元メンバー、山口達也(47才)であることを、道行く人は誰も気づいていなかった。
あれから1年、人前から姿を消していた彼は、今も闘い続けていた。
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