「ブレイキング・バッド」続編映画が10月にNetflix配信。主人公はジェシー・ピンクマン
https://japanese.engadget.com/2019/08/27/10-netflix/

全世界や日本でも絶大な人気を博したドラマシリーズ「ブレイキング・バッド」の続編となる映画「エルカミーノ:ブレイキング・バッド THE MOVIE(El Camino: A Breaking Bad Movie)」
が10月11日からNetflixで配信されることが明らかとなりました。日本でも同日に配信開始されます。

「ブレイキング・バッド」は米AMCで2008年〜2013年に放送。
末期ガンで余命わずかと宣告された高校の化学教師ウォルター・ホワイトが、家族に少しでも財産を残そうと麻薬の密造に手を出し、その行動が暴走して道を踏み外していく物語。
主演のブライアン・クランストン(昔「パワーレンジャー」にモンスターの声として出演)が08年、09年、10年にエミー賞主演男優賞を受賞しています。

「エルカミーノ」の主人公は、ドラマ版でウォルターの相棒だったジェシー・ピンクマン。
ドラマの最後で監禁から劇的な脱出を遂げた彼が、過去と向き合って自由への冒険を繰り広げる内容と予告されています。
ジェシーを演じるアーロン・ポールはThe New York Timesにて「出演できて本当に幸せ」「みなさんには大満足してもらえると思う」と語っていました。

続編映画で脚本・監督・製作を担当するのは、ドラマ本編やスピンオフの前日譚「ベター・コール・ソウル」も手がけてきたヴィンス・ギリガン。
懐かしの「Xファイル」でもプロデューサーとしてクレジットされていた人物です。

今回公開された予告編では登場しませんが、ジェシーが主役なのは確かなこと。なおウォルターを演じたブライアン・クランストンの出演は今のところ不明です。
ブライアン本人はラジオ番組で「ヴィンス・ギリガンに頼まれたらやります」と答えていましたが、
あのドラマの結末からは、出るとしても相当アクロバティックなことになりそうです。

もともとの「ブレイキング・バッド」はAMCで放送されてからNetflixで配信されましたが、「エルカミーノ」はまずNetflix配信され、数ヶ月後にAMCで放送されるとのこと。
これは地味な題材だったこともありAMCでは全米視聴者数が100万人台だったのが、
Netflixの配信で徐々にファンを増やしてシリーズ最終話では1000万人以上が視聴するほどに成長した事情もあり、「ヴィンス・ギリガンのNetflixへの恩返し」という推測もあります。

10月11日まで、約1ヶ月半。それまでに「ブレイキング・バッド」全話を視聴し直して(全5シーズンもありますが)予習復習しておきたいところです。