『ドラゴンボールZ』の米国版吹替キャストが同性愛者に対する侮蔑的な発言をしている音声がリークし、炎上

米Funimationによる『ドラゴンボールZ』の英語版吹き替えの収録中のものと見られる音声がリークされ、悟空役のショーン・シュメルをはじめ
、同作の声優たちによる同性愛者蔑視の発言や、近親相姦の内容を含む侮蔑的なジョークが明らかになった。

複数の録音が弁護士のニック・レキータによる、3時間30分に及ぶ「Rekieta Law」ライブストリームで1つずつ明かされた。
レキータは、声優たちのジョークがFunimationの就業規則に違反していると指摘。
彼はまた、すべての録音を「完全に、100%合法的」な方法で入手したと主張し、ジャーナリストとしての立場でそれらを公開していると話している。
Funimationは東映アニメーションによって制作された『ドラゴンボールZ』の米国での配信および英語の吹き替えの協力で有名なエンターテインメント会社だ。

複数の録音はテーマや攻撃性の度合いがそれぞれ異なる。とある甚だしく侮辱的な録音で、悟空としてしゃべるシュメルは自分のキャラクターの息子について同性愛者蔑視的な内容の中傷をしている。
別の録音では、声優たちがライセンス音楽を使用し、複数のキャラクターによるアナルセックスについての「音声ドラマ」を演じている。ある短い録音では、チチの声が近親相姦に関するジョークをしている。

リークされた録音には、クリリンやミスター・ポポ、ヤムチャ、ミスター・サタンなどの声が含まれている。
IGNは録音についてFunimationに問い合わせたが、同社は「この話に関して、Funimationはコメントがありません」と答えた。
Funimationから公式の情報を得られなかったので、私たちは録音が本物だとは断言できないが、録音の中の声は「ドラゴンボール」フランチャイズのキャラクターたちと一致しているように思える。

米国では今回のリークにより、Twitterやその他のソーシャルメディアでFunimationがトレンド入りし、数々のショッキングな録音に衝撃を受けたファンたちがFuminationへの抗議や批判を書き込んでいる。
あるファンは「LGBTコミュニティの一員として、同性愛差別主義者のショーン・シュメルを使うFunimationに吐き気を覚えます」とコメントしている。