『ラスト・オブ・アス』ディレクターのNeil Druckmann氏が、本作のエンディングの意味を解説していたとして注目を集めています。

Neil Druckmann氏によれば

・エンディングで主人公ジョエルは、少女エリーに嘘をついた。これは最愛の人を守るための嘘であり、ジョエルは今後もエリーを守っていくことを覚悟した場面だった。
エリーは少し間をあけた後で「okay」と答える。エリーはジョエルの嘘を見破ってはいたものの、安らぎを得るため見逃した・・と解釈した人が多いはずだ

・自分の解釈では、あの「okay」の意味は「あなたの嘘に合わせるよ」という意味では決してない。実は真逆である。あれはエリーが初めてジョエルを頼ることは出来ないと確信し目を覚ましたシーンなのだ。
自分にしてくれたことへの愛情と、自分の選択を奪ったことへの憎悪が含まれている

・最後の最後で彼女はジョエルから離れなければならないことを理解した。エリーはゲーム中ずっと父親のような存在を求めていたが、一人で生きていくためには、その想いを捨てなければならないと悟ったのだ