品切れ続出!フィットネスゲーム『リングフィット アドベンチャー』がブレイク寸前
11/10(日)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191110-01619609-sspa-soci

 10月18日に発売されたNintendo Switch向け(※Nintendo Switch Lite非対応)タイトル『リングフィット アドベンチャー』が話題になっています。
「30分で効率よく運動できる」「太ももにめっちゃ効く」「ハマってヨガマットまで買ってしまった」など口コミで評判が広がり、家電量販店でも品切れになる店舗が続出しています。

『リングフィット アドベンチャー』は、体を動かして操作する任天堂のフィットネスゲーム。
Nintendo Switchでの体感操作というと2017年発売の対戦格闘『ARMS』がありましたが、2007年に発売され2267万本を売り上げた『Wii Fit』のようなフィットネス系ゲームは、このところ任天堂からは発売されていませんでした。

『リングフィット アドベンチャー』には「リングコン」と「レッグバンド」という2つの周辺機器が同梱されています。これに1つずつJoy-Conをセットしてゲームスタート。

「リングコン」は両手で握って操作する、大きな輪っか状のコントローラ。バネのように元に戻る素材でできており、高精度の「力センサー」を内蔵。押し込む、引っ張るといった腕の動作を認識できるのが特徴です。
一方、左足の太ももに装着する「レッグバンド」は足踏みや膝の屈伸などの下半身の動きをJoy-Conのセンサーで感知します。

 この2つの周辺機器を用いて全身を動かしながら、さまざまなフィールドを冒険する「アドベンチャー」モードが『リングフィット アドベンチャー』のメイン。
足踏みすると画面のなかの主人公が走り、敵と遭遇するとターン制のバトルに突入! 「スクワット」「グルグルアーム」「チョウツガイのポーズ」などの「フィットスキル」を選び、実際にメニューをこなすことでダメージを与えられます。
RPG風のスタイルとフィットネスの融合が飽きずに遊べる理由です。マンション向けには足踏みの代わりに膝の屈伸で走る「サイレントモード」も搭載されています。

 フィットネスゲームは『Wii Fit』の例を挙げるまでもなく、もともと高い需要のあるジャンルです。
トレーナーの指示に従いエクササイズをこなす、昨年12月に発売されたNintendo Switchタイトル『フィット ボクシング』(イマジニア)も当初は知名度が低かったもののジワジワと人気に火がつき、
世界累計出荷本数40万本を突破するスマッシュヒットとなっています。

 レビューやSNSの書き込みを見ていると有酸素運動である『フィット ボクシング』ユーザーが、筋トレをプラスするため『リングフィット アドベンチャー』を購入するというケースが目立ちました。
『ドラゴンクエストウォーク』『ポケモンGO』によってウォーキングの習慣が身についたというゲームファンも多いようで、今後ますますゲームと運動との連携はビジネスとして注目されそうです。