>>849
春樹が角川を中堅出版社から大手に育てたのは事実なんだけど
映画に没頭しすぎてその赤字が出版の黒字を圧迫していたのも事実だった
このため角川内部では事業者としては堅実的な歴彦を社長にしようという動きもあったが
当時の角川の出版業は春樹によって再評価された、あるいは見出された作家達に支えられていたため
春樹を追放すれば作家達がそれについて行く恐れがあった
情報誌を得意としていた歴彦側には雑誌ライターしかいなかったため彼らを使って人気作家に仕立て上げようとしていたが
その中で最初の成功例となったのが「ロードス島戦記」であり、グループSNEと水野良だった
だから現在でもロードスと水野はカドカワでは特殊な立ち位置となっている