・代理店契約 ←任天堂とテンセントの契約がコレ
「〇〇円(元)で売って」と言われたものを預かって、言われた通りに売るだけの仕事の契約。
お互いにとって最もローリスクローリターン。
代理店は本当に売るだけだから、クレームやアフターサービスはメーカーが行う。
売掛の回収が滞った場合もメーカーにかかってくる。

・販売店契約
「自由に売っていいから買って」と言われて物を仕入れ在庫を持ち、売り方や値段を決めてよい契約。
アム〇ェイみたいな感じを想像すれば良い。
クレームやアフターは販売店が担当、売掛が滞った場合も販売店責任。

・合弁会社 ←ソニーと上海東方明珠の契約がコレ
「この国で自分で商売したいけど、不案内だから自分と組んで商売やろう」と持ちかけて、夫婦が子供を作るように二社間で会社を立ち上げる。
結婚と同じように揉めて全てを奪われることも。
※中国進出でヤバいのはコレ!ケツの毛まで抜かれて叩き出されるリスクも!

・フランチャイズ契約
本部が販売広告宣伝のノウハウと商品や販路を、契約相手方に利用させる代わりにロイヤリティと商品代をガッポリせしめる。
それらが通じない地域に進出する時には不向きなので今回は関係ない。

・最後に
代理店方式をある程度信用度がある会社と結べればそれに越したことはないが、なかなか難しい。
(代理店やる方にとって旨みが少ないので)
ましてやテンセントほどの会社の方から代理店をさせてくれと頼まれるケースは中国進出において希なので、
「常に代理店でいけばいいじゃん」と簡単にはいかないのが実情。今回は本当に幸運としか。