心理B:妄想と現実の区別がつかない
 何か問題があったりストレスを抱えていることが由来ではなく、性格的に閉鎖的だったり内向的な人がイマジナリーフレンドと出会うことがあります。
 こういったタイプの人は妄想と現実との境目が曖昧で区別がつきません。そのためイマジナリーフレンドの存在を現実でも友人などに得意げに話してしまうことがあるようです。

 イマジナリーフレンドは、本人の脳内で都合良く動いてくれる性質もあります。そのため、現実世界での人間関係が希薄となってしまい、さらに内向的になってしまうこともあります。

心理C:家庭事情に問題がある

 家庭内に暴力があったり極端に厳しいしつけのもとで育てられている、親がギャンブルに依存している、
 両親が不仲など家庭内の複雑な事情から、心にあいた穴を塞ぐようにイマジナリーフレンドを必要とし作り出す場合があります。
              
 あまりにひどいと解離性同一性障害(一人の人の中に、本来のその人とは違った複数の人格が代わる代わる現れる障害)へと症状が進んでしまうことがあるため、注意が必要です。