『Half-Life: Alyx』の冒頭4時間をプレイした感想
https://jp.ign.com/half-life-alyx/42299/preview/half-life-alyx4

「Half-Life」シリーズの12年ぶりの新作は思ったよりも静かにスタートする。
アリックス・ バンスになったプレイヤーは『Half-Life 2』から5年前の昼下がり、マンションのテラスからシティ17を見つめている。
VRヘッドセットのVALVE INDEXのおかげで、プレイヤーは即座にゲーム世界に連れていかれる。
周りにある物体を拾い、向かいの家に投げつける。
すると雷のような勢いでストライダーがやってくる。
そいつは崩れつつある都市のインフラを這って、道路に降り立ったり、屋根の上を移動したりする。
プレイヤーは父親のイーライ・バンスにビデオ通話で話しかける。
しかし、プレイヤーが「Russels」と呼ばれるグラビティグローブを手に入れるのは、キャンペーンがもう少し進んでからだ。
ラッセルという名前の科学者から借りたこの手袋は、まるで見えない投げ縄を使っているかのようにロックしたアイテムを手元に引き寄せることができる。
しばらくすると、どうやら『Half-Life: Alyx』はVRが4年間待ち続けたキラーコンテンツであるらしいことがわかってきた。

私が『Half-Life: Alyx』をプレイする前に感じていた不安は2つあった。
あまりにもたくさんのVRゲームがそうであるように、完成されたゲームではなく、一口サイズの体験になるか、淡白な射撃訓練のようなものになるのではないかということ。
そして2つ目は「Half-Life」のゲームのように感じられないことだ。
結果として、両方ともいらぬ心配だったことがわかった。