臨時休校でコメ農家悲鳴・「給食用」販売できず 月400万円から500万円の収入得られず 山形・鶴岡市
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200313-00010007-sakuranbo-l06

学校の臨時休校はコメ農家にも影響を与えている。
首都圏に給食用のコメを販売する山形県鶴岡市の生産者グループは、大きな収入源が無くなり悲鳴を上げている。

鶴岡市の農事組合法人「庄内産直センター」は市内などの約50軒の農家が生産したコメを販売している。
年間200トン以上を取り扱い、その品質の良さから全体の7割ほどを東京や神奈川の小中学校など約120か所の学校給食で使われている。

(庄内産直センター・小林隆範副組合長)
「独自に6割以上農薬の使用を減らして栽培することに取り組んでいる」

学校給食用のコメの販売は庄内産直センターの大きな収入源だが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための休校措置によりコメの出荷もストップした状況が続いている。
出荷できなかったコメは3月だけで18トンに上り400万円から500万円の売上を失うことになるという。

(庄内産直センター・小林隆範副組合長)
「一刻も早く学校給食が再開し子どもたちの健康にも大きな影響を及ぼすことだと思うので、少しでも早く私たちのコメを届けたい」

庄内産直センターでは給食用として販売するはずだったコメをインターネットを通じて一般の消費者に販売し、売上を少しでも確保していく考え。

また鶴岡市によると、市内の学校で給食を休止していることによる影響額は鶴岡産の農水産物だけで1555万円に上る。
鶴岡市は保存可能な食材は4月以降に納品を繰り越すなどし影響を小さくしたいと話している。


米食お?(´・ω・`)