>>709
ウィルスの外殻が油膜だから、それを壊すのが目的のはず
アルコールには水に馴染む親水基(OHのとこ)と油に馴染む親油基(C2H5のとこ)があります
親油基を内側に向けたアルコール分子が、油脂分の周りを取り囲むと、その塊は水に馴染むボールみたいになります(このボール状のものをミセルと言います)
油の塊を細かいミセルにして分解することを乳化といって、ウィルスの外殻油膜を乳化・分解するのがアルコール消毒の原理ですね

ペペロンチーノのソースを乳化させるときに茹で汁を入れますよね
乳化というのは油が水に分散している状態なので、油だけでは乳化できないからです
だからアルコール消毒液も99%とかじゃなく水が含まれているんだと思いますねえ(´・ω・`)
揮発するときにどうにかなるかっていうのはあんまりピンときませんが、分子運動とか水との混合比とかが変わるのかもしんない
https://i.imgur.com/jpyZFeP.jpg