28日午後8時過ぎ。ジャイアンツ球場の3軍練習から帰宅途中、中高年の男性が顔面血だらけであおむけに倒れていた。集まった多くの人をかき分け、会田コーチは「誰か119番通報してください! AEDを持ってきてください」と周りに呼びかけ、自ら胸骨圧迫による心肺蘇生法を始めた。

AEDが届くと電気ショックを1回行い、胸骨圧迫を継続。死戦期呼吸という命の危機的状況だったが、男性のまぶたが動いた。大声で名前をたずねると男性は名前を答え、到着した救急隊に搬送された。

「男性が回復して本当に良かったです。球団の医療スタッフと一緒に毎年、国際武道大の先生から心肺蘇生法の講習を受けていたため、冷静に対応できました。09年に一緒に現役引退してコーチに就任した木村拓也さんが翌年、グラウンドで倒れて(くも膜下出血で)亡くなり、選手たちの命を守りたいという意識を強く持つようになりました。普段からの意識、準備が役に立ちうれしいです」と話した。


これは凄い(´・ω・`)
AEDを自信をもって使える人とか
絶対少ないよね。