http://www.ace-sec.co.jp/daily/analyst/200710r6758.pdf

7 月 10 日、米エピックゲームズに 2.5 億ドル(約 270 億円)の出資を行う方針を発表。出資比率は 1.4%としている。
会社側の説明では、来年後半にリリース予定のアンリアルエンジンでのデモが PS5 で行われたように、将来を見据えたものであり、
自社でも PS4・PSVR 用タイトルの開発にアンリアルエンジン 4 を利用していることなどから出資を決めたとしている。
エース経済研究所では、@エピックゲームズは、マイクロソフトの「ギアーズオブウォー」の開発を手掛けており、
伝統的にマイクロソフトに近いとユーザーに見なされており、出資を通じて、SIEとも近いと広報できること、
APS5の高速SSDは、ゲームエンジン側が非対応では全く意味がないため、アンリアルエンジン 5 での最適化対応コストを
エピック側に負担してもらうための原資という二点が大きな目的であると考えている。

PS5 の高速 SSD 対応は、ポジティブで、おそらく資本市場では好意的に受け止められると考えている。
ただ、これはゲーム機を買わないと判らない要素であり、ゲーム機販売の趨勢
には残念ながら大きな影響はないだろう。