>>120
http://www.gamegyokai.com/dictionary/seisan.htm

当然ながら、生産出荷を行うことでは何の利益も発生しないため、工業製品においては全く無意味な単位です。
(生産数と出荷数の乖離が発生しやすい農産業では意味があります)
一般人には生産出荷という単語に馴染みがないため、生産出荷=出荷と混同してしまう場合も多く、
むしろその勘違いを狙って、売り上げ数を多く見せるために用いられていると推測されます。

事実、ソニーの2006年第4四半期連結決算発表の質疑応答において、
当時のプレイステーション3の生産出荷台数は550万台でしたが、 出荷台数は360万台でした。
実に190万台もの大量の在庫が自社倉庫に眠っていたことになります。
ソニー側は「生産出荷だとアキュレート(正確)な数字がとらえられる。
セルスルー(販売台数)だと調査機関によって数字が変わってしまう」
と生産出荷で開示するメリットを発表しましたが、
もちろん"出荷"でも正確な数字がとらえられるので、 何の説明にもなっていないことは明白です。