>>239
これやね
想像以上に色々考えられてるんだな(´・ω・`)


■境井 仁:“さかい”と読む苗字は数種類あるのですが、本作のローカライズを担当したスタッフが「一般的な文字ではなく、印象に残る用字にしたい」、「元との国境である対馬を守る武家の一族だから“境”という字を入れたい」と考え、“境井”という字を選びました。

 さらに、“武士と冥人との間(境)で揺れている”という仁のキャラクター性も考慮しています。なぜ“境”ではなく、“井”を足した“境井”にしたのかというと、“境仁”ではお坊さんの名前のようにも見えてしまうためです。

 また、“じん”については、当時の武家の本名である諱(いみな)は、基本的にすべて訓読みであるということや、主君や両親以外が諱を呼ぶことは不自然であるとの考えから、“本名は境井仁(さかいひとし)であり、通称が仁(じん)である”という設定にしています。

 ちなみに、武士の名前というと“清盛”、“義経”のように二文字の名前を一般的に連想されるかとは思いますが、一文字の名前・一字名を継承する一族もあります。たとえば、酒吞童子を退治したことで有名な、渡辺綱を祖とすると言われる渡辺党は、代々一字名を受け継いでいるそうです。境井一族も同じく一字名を受け継いでいるということに、少なくとも日本側の設定ではなっており、仁の父も一文字の名前にしています。