J-CASTニュースの取材に対してすき家が単純なコメントに留めたのも、こうした裏事情まで知っていたからではないでしょうか。下手に感想を述べると「障害者差別だ!」と叩かれるのは目に見えているため、新商品に話題を逸らすしかなかったのだと思います。

イラストは元々作者の自画像
「チー牛」「ザ・陰キャって顔」の象徴として転載されたイラストですが、これは元々2008年に作者が描いた自画像なのだそうです。作者自身がTwitterアカウントにて説明しており、「気持ち悪いというのは分かる」と一定の理解を示していました。それにしても、最初の書き込み主は10年間もイラストを保持し続け、出す機会を窺っていたのでしょうか。

最初は理解を示していたイラスト作者ですが、今年6月13日に「あの絵のことは飽きろよ」とかなりぼかしたツイートをしています。昨今の広まりに辟易しての苦言と思われますが、後で何とでも言い直せるほど抽象的な発言に留めているようでした。

チー牛イラストのコラージュには作者自身が作ったものもありました。それは「チー牛が首を吊っている」という内容で、ピクシブ百科事典の編集者は「カエルのペペ(注)」における「ペペの葬式回」に重ねているのではないかと述べています。

いずれにせよ、炎上している花林糖氏の発言した真意が明かされたわけではないですし、今後も明かされることは無いと思います。