同大学の発表によると、セミに感染する病菌の「マッソスポラ」は、幻覚作用のあるマジックマッシュルームと同じ成分をもち、宿主に感染すると「B級ホラー映画」のような症状を引き起こす。

セミに感染したマッソスポラ菌は、まずセミの生殖器と尾部、腹部を食い落とし、菌の胞子と入れ替える。胞子に入れ替えられた腹部は、徐々に「消しゴムのように摩耗していく」という。

感染したセミは6月にウェストバージニア州で見つかった。マッソスポラ菌に感染したセミの集団が発見されたのは、これで3度目だった。

感染したセミは、体のほぼ3分の1がマッソスポラ菌の胞子に入れ替えられているにもかかわらず、そのまま動き続ける。これには宿主を殺すのではなく、生かし続けて操ることで、胞子を最大限にまき散らそうとする狙いがある。

「感染したセミは、体の3分の1が脱落しているにもかかわらず、まるで何事もなかったように、交尾や飛行などの活動を続ける。これは昆虫を殺す菌としては極めて特異だ」。論文共著者のマシュー・カッソン氏はそう解説する。

ゾンビゼミは繁殖機能を失っているにもかかわらず、感染を広げる目的で健康なセミと交尾しようとする。

菌がオスのセミを操って、交尾を誘うメスの羽ばたきを真似(まね)させ、寄ってきたオスに感染させることもあるという。



リアルゾンビきたあああああ(´・ω・`)