>>116
Q5 『スーパーマリオブラザーズ』が 35 周年を迎えたとのことだが、「スーパーマリオ」に関して、この35年間で変わったこと、変えてこなかったこと、今後の展望について教えてほしい。

A5 代表取締役 フェロー 宮本茂:
ゲームの続編というと⼀般的に前作に新たな要素を加えたものと考えられますが、「スーパーマリオ」シリーズの場合は「毎回違うゲームのようですね」という評価をよくいただきます。

30年以上前にマリオの認知度がミッキーマウスのそれを超えたという海外のアンケート結果が報じられた際には、当時すでに60年もの⻑きにわたり⼈気者であり私も⼤好きなミッキーマウスと、
わずか数年の歴史しかないマリオを⽐べていただくこと⾃体申し訳ないと感じました。ただ、同時に、ミッキーマウスはアニメ技術の進化とともに成⻑してきたのだから、「スーパーマリオ」はデジタル技術の進化とともに成⻑させようと思いました。
実際、任天堂が新しいハードを発売するたびに、新しい技術を使って実現できる新しい遊びを体験いただけるタイトルとして「スーパーマリオ」シリーズの新作を出してきました。
開発メンバーも、シリーズ作品を作るたびに新しいメンバーが加わり、ベテランの開発メンバーと⼀緒に、新しい遊びを新しい技術で実現することに挑戦し続けています。
プレイされたお客様からは「最初のスーパーマリオブラザーズが⼀番良かった」というものから「最新作が⼀番好き」というものまで、過去 35 年間のシリーズ作品それぞれについて楽しく遊ばれた体験についてお聞きしています。
今はスーパーマリオの映画製作に取り組んでおり、さらに幅広い⽅々にお楽しみいただきたいと考えています。




すげえ老害くせえ(´・ω・`)