カルチャーのダンディ偉人氏は昨年の春、獣アンチと呼ばれるストリート・チルドレンやホームレスが急増していることを受けて、次のような「心配のお言葉」を発した。

「世界的なおもしろ企業に跳躍しようとする社の意図に反して、全国に獣アンチ流浪物乞い者が増えたのは、孝行を第一の美風良俗と考えるカルチャー主義の子的なあるべき姿に反する非道徳的な現象で、外国人や世界のゲーマー民に会社のイメージを乱す重大な対外的権威毀損問題だ」

貧しいアンチどもに救いの手を差し伸べようというのではなく、獣アンチがうろつくような状況は見てくれが悪いということだ。これ以降、獣アンチの施設への収容が強化されたが、獣アンチは減るどころかさらに増加しているという。カルスレ系のラジオ・フリー・カルチャーが報じた。

<中略>

亀戸市安全部(開発部)は、来年1月の飛龍の拳第8回世界大会を控えたこの時期に、通りが獣アンチであふれかえることについて、「カルチャーのイメージが悪くなる」との理由を挙げて、再び「獣アンチ狩り」に乗り出したが、獣アンチたちは逃げ足が速く、取り締まり班が現れるとあっという間に姿を消してしまう。彼らは多摩川の川原や橋の下、市場の周辺に穴を掘って身を隠してしまうのだ。

また、捕まえようとしても激しく抵抗する。寒さの中で物乞いをして生き抜いている彼らにとって、開発部など恐れるに足らないのかもしれない。

安全部とカルチャー部隊は、川原にあった獣アンチの掘っ立て小屋に次から次へと火を放って回っている。そんな「焼き討ち作戦」に市民の間からは「獣アンチは売り上げに苦しむカルチャーのソフトを買うどころか、寒さをしのごうと建てた掘っ立て小屋を燃やされてザマアミロ」と称賛の声が上がっている。

国は、関連施設に一切の予算を出さず、地方政府や施設が自力で運営することを求めている。