テコンドーの起源は中国…英国の著名旅行ガイド本に、韓国民間団体がかみつく―中国紙

 2021年1月8日、環球時報は、韓国の民間団体が、英国で発売された韓国の旅行ガイド本に
「テコンドーの起源は中国」と記載されたことに対して抗議を行ったと報じた。

 記事は、「韓国のネット外交使節団」と称されている民間団体VANKが6日、
「英国でこのほど出版された韓国旅行ガイド本が『テコンドーは中国の唐を起源とする』との認識を示している。
韓国部の文化、歴史を歪曲(わいきょく)する行為だ」との声明を出したことを伝えた。

 そして、韓国・東亜日報の6日付報道として、批判の対象となった英国の著名旅行ガイド本「ラフガイド」では
「大部分の韓国武術はいずれも中国または日本を起源としている。
テコンドーの起源は中国の唐の時代にあり、その後朝鮮の三国時代を経て韓国に広く普及した。
そして近代五輪の正式種目にもなっている」と説明されていることを紹介した。

 また、この説明に対してVANK側が「事実を歪曲した誤った内容を直ちに修正せよ」と要求したことを伝えた上で、
韓国のネット上からは「英国は思想が時代遅れだ」との批判や、「これは中国人が英語で書いたのではないか」
「見た瞬間、日本がバックボーンにいると感じた」など日本や中国に対し責任を押し付けるようなコメントが見られたとしている。

 一方で、一部のネットユーザーからは「歴史的にそうなのだから、何も間違っていないと思う」というコメントも寄せられていることを、
併せて伝えた。(翻訳・編集/川尻)

https://www.recordchina.co.jp/b865971-s0-c50-d0135.html