これからセイバー観る人のためにこれまでのあらすじ

・全知全能の力「大いなる本」を手に入れるため、メギド(怪人)達と手を組み悪事を働いてきた仮面ライダーカリバー(悪のライダー)の真の目的は15年前、「全ては世界を救う為」と反逆を起こした友人(先代カリバー)の真相を確かめるためだった。
(「大いなる本」はこの世全ての事象の目次録でもある)
(メギド達と手を組んでいたのは友人を狂わせた黒幕はソードオブロゴス(正義の組織)に潜んでいると睨んでいたため、敢えてメギドと組んで互いに利用し合っていた。)

・「大いなる本」への扉を開き、目次録へ向かうカリバーを阻止するため、セイバー(主人公)もまた大いなる本の扉をくぐる。彼の真意を知った後も「それでも仲間を裏切るやり方は間違っている」と異を唱え対決の上撃破、自身の誤ちを認めたカリバーは自分の代わりに真実を見つけて欲しいと願いを託し息を引き取った。

・一件落着の後、組織の1人(黒幕?)の吹き込みでセイバーにある疑いがかけられる。カリバーを阻止するため、「大いなる本」に近付いたセイバーはかつて組織を裏切った先代カリバー、カリバー同様「大いなる本」の魅力に取り憑かれ組織を裏切るのではないかというのだ。
(余談だが少し前、視聴者の間でカリバーに斬られた者は新しいカリバーとして闇堕ちするのではという説が偶然にも浮上していた)

・最初こそセイバーを疑いきれなかった仲間達だったが、
(1)セイバーが「カリバーの代わりに真実を見つけ出す」と言い出した。
(2)(「組織に裏切者がいる」というカリバーの警告から)セイバーが組織を信用し切れずにいた。
の2つが疑いに余計拍車をかけ、皮肉にもセイバーは組織から裏切者として追われる身になってしまった。

・絶体絶命のセイバーだったが1人の男(ユーリ)に助けられる。ユーリはかつて失われた光の聖剣であり剣の姿をした仮面ライダー「最光」なのだ。
(黒幕(?)はこの展開を読んでいたらしく、この光の剣を出現させる事がセイバーを孤立させる目的だった)

・「セイバーから光の聖剣を回収せよ」と命じられ、セイバーと対峙することに葛藤するかつての仲間達、「大いなる本」の扉が開いた影響で陰謀が次のフェーズへと進んだメギド達、助けてくれたものの価値観の違いでやや相容れずにいるセイバーとユーリ。
果たしてセイバーは仲間を取り戻し真実に辿り着けるのでしょうか...