http://www.ace-sec.co.jp/daily/analyst/210122r9697.pdf

カプコン(東 1:9697)
バリュエーション判断
前回中立 ⇒ 強気
(2020.10.30)
目標株価
6400 円 → 7900 円

<注目ポイント>
同社は、1 月 21 日に 2021 年 3 月期の通期計画を上方修正した。
売上高 850 億円⇒920 億円、営業利益 255 億円⇒305 億円、当期利益 180 億円⇒210億円としている。主な内訳は、
コデジタルコンテンツ事業、売上高 669 億円⇒715 億円、営業利益 283 億円⇒330 億円、アミューズメント機器、事業売上高 45 億円⇒70 億円、営業利益 17 億円⇒24億円としている。これは、
@「バイオハザード RE:3」など発売済タイトルのリピート販売の好調、A新型コロナウィルスの影響による巣ごもり消費、Bハロウィンやクリスマスなどのセールの影響、Cパチスロの新機種販売の
好調によるもの。エース経済研究所では、今期予想を売上高 920 億円、営業利益 305 億円へ上方修正する。来期も小幅
上方修正するが、3 月 26 日発売の「モンスターハンター ライズ」の動向次第ではさらなる上乗せが期待できる状況にあると考えている。

判断を強気に引き上げ
業績予想を上方修正した結果、DCF 法※に基づく 1 株価値が 7900 円となったことから目標株価を引き上げる。
また、現在の株価が、目標株価を 10%以上上回っているため、バリュエーション判断を強気に引き上げる。