SIEサンディエゴスタジオが開発し、長らくPlayStation独占であった野球ゲームシリーズ『MLB The Show』。その最新作である『MLB The Show 21』はシリーズで初めてXbox版がリリースされることに加え発売初日からXbox Game Passに対応することが多くのゲーマーを驚かせましたが、この決定はMLB(Major League Baseball)の意向であったことが明らかとなりました。

PlayStationの担当者がInverseのインタビューで語った内容によれば、MLBはフランチャイズをより多くのプレイヤーと野球ファンに提供することを今年のゲームの目標にしているとのこと。また、Omdia PrincipalのアナリストGeorge Jijiashvili氏はこれはMLBがより多くのオーディエンスを獲得するためのもので、ゲーム機メーカーの駆け引きよりも優先されたと説明しています。

なお、Jijiashvili氏は今回の決定はゲームのライセンス所有者がソニーを動かしたユニークなケースであるとし、今後のPlayStation独占タイトルに影響を与える可能性は低いだろうと予想しています。
https://s.gamespark.jp/article/2021/04/07/107621.amp.html