https://jp.gamesindustry.biz/article/2109/21092702/

 そのうえで,OLEDモデルのポイントは最初の2週間の販売動向だろう。
Switchの普及はすでに十分なので5年目のゲーム機であれば,製品寿命が
どの程度伸ばせるかが課題となり,あまり意味はない。しかし,任天堂は販売の
長期化を狙っているので,ここでどれくらいの販売数となるかが重要だと考えている。

 次世代機であれば2週間で45万台というところだが,今回はおそらくそこまで
供給できないと見ている。Switch Liteの17万台に対してどうなるか,そして
店頭で2週目以降どのような動きをするかがポイントであろう。

https://jp.gamesindustry.biz/article/2109/21092702/TN/001.jpg

 任天堂のゲーム機では,ゲームボーイが非常に長寿命だった。世間一般では,
ポケモンが救ったととらえられているが,エース経済研究所では,ゲームボーイ
ポケットや,カラーのマイナーチェンジによる効果が大きかったと考えている。

 今回のOLEDモデルはゲームボーイカラーに近い。この見ただけで分かる
マイナーチェンジが受け入れられれば,Switchの長寿命化に一役買うことになるだろう。