英・辛口老舗雑誌Edgeの最新レビュー

メトロイド
8/10
有難いことに、これはヒーローとモンスターの戦いを描くゲームの中でも非常に稀な傑出した作品だ。
その世界観に反するかもしれないが、今作はプレイヤーが止まっている時こそ最高の瞬間であり
その時、裏で何が行われているのかを巧妙に隠している。
そして慌ただしい展開からシームレスなマップを移動し、その最も暗い部分を慎重に探検していく。
敵との遭遇に気を付け、果てしなく続く緊張感の中で手強いボスと戦う。これらがどれも絶妙な形で組み合わさっていた。
シリーズ初プレイの人にとっては苦労するかもしれない。また完璧なゲームかと問われればそうではないのかもしれない。
だが、ドレッドが何時間もゲームの持つもっとも純粋な力によってユーザーを魅了するのは間違いないだろう。
完璧なホラーを提供し恐怖に怯えるときでさえ、このゲームの画面からは目をそらす事が出来ないはずだ。

Far Cry 6
5/10
グラフィックと登場人物こそ力強いが、あらゆるつまらなさを詰め込んだゲームだ。
実際に起こったキューバの歴史との類似点こそ確認できるが、それも魅力的とは言い難い。
火炎放射器で煙草農園に攻め入ったり、松明で兵士に向かっていくときでさえ拍子抜けである。
ゲリラが革命の声を上げて攻め入る時も気が乗らず没入できない。
UBIがオープンワールドで既成概念の革命を起こすなどとは思っていないが、それでもこれよりはもう少し良い物を作れたはずだ。

Back 4 Blood
6/10
これをレフト4デッドの続編ととらえていた者は多かっただろう。
実際、幾つかの部分に限ればその傾向ははっきりと確認できる。
だが既に他の超大作で確立された発想を使いまわしているため、今作の魅力は弱いと言わざるを得ない。
オマージュが繰り返されるにつれ、このゲームはかろうじて丁寧さを感じさせながらもユーザーに疑念を生じさせるだろう。
これにレフト4デッド並みの面白さはない。

ロストジャッジメント
7/10
今作の開発者から必然的に想像できるだろうが、ゲーム内の舞台である伊勢佐木町はどこも暴力にあふれている。
またこれは探偵小説なのか?それともアクションゲームなのか?あるいは、そもそもその区別は重要なのか?という疑問も提起している。
だが私達がこのソフトの冒険を終えた今、何を思うかといえば今作は何かを見過ごしてしまったという感触だ。
RPGというのは、その世界の中で主題とは別の何かをする機会を持っているべきであり、
実際、今作も主人公・八神を刑事から格闘家まで様々な形に育成することが可能なのだが、セガと木村拓哉との間で肖像権を巡る問題でもあったのか
この部分が不十分なのである。
八神自身は時として自分の半分の年齢にも満たない子供と踊ったり、愛らしく心に傷を抱えた我々に興味を抱かせるヒーローのままだ。
だが今作はそうした英雄にも本来の趣旨から逸脱したもう一つの道を提供し、何か他の者になれるような機会を与えなければ、
どんなゲームも今一つな作品になってしまうことを証明している。
https://mynintendonews.com/2021/11/04/latest-reviews-from-edge-magazine/