アナリストのAmpere Analysis氏は、本日、今世代の主要3機種の販売状況に関する記事を発表しました。
その中で、いくつかの主要な市場において、XSSがXSXモデルを上回っていることが紹介されており、以下の点が注目されています。

- Ampere社の分析によると、2021年9月末までにPS5が1,280万台、XSX|Sが670万台、Switchが8,970万台販売されました。
ここでいう数字は、各ゲーム機メーカーが公表している出荷台数ではなく、一般消費者向けに販売されたものを指しています。

- チップが不足し、XSXの供給が逼迫する中、XSSは世界の主要市場でXSXを上回る販売台数を記録し、Xboxデジタルゲームの売上に与えるベストセラーとして期待以上の効果を発揮しました。
これに対してソニーは、光学ドライブ版を筆頭に、純粋なデジタル版でPS5を補完するスキームを採用し続けてきました。

- 2021年の世界市場における販売台数はSwitchが圧倒的に多く、第3四半期はSwitchとPS5の四半期業績が拮抗しました。
これは、PS5が欧米市場で進展し、入手性が向上し、ユーザーの需要が引き続き高かったことで、欧州ではPS5がSwitchよりもやや良好な業績を達成したことによるものです。
一方、NPDは以下のようにも述べています。 米国ではPS5が初めてSwitchを追い抜いたが、Switch Oledモデルの発売や年末のクリスマス商戦を控え、第4四半期も任天堂が他社を大きく上回ると予想される

- PS4の販売台数は予想を上回るペースで減少しており、Xbox Oneよりも若干遅いものの、PS2のように年末に向けて優れた販売モメンタムを維持することはできないと考えています。

GI.Biz社とNiko Partners社のシニアアナリストであるDaniel Ahmad氏は、この分析にもう少し付け加えています。
GI.Biz社が把握しているデータによると、XSSとXSXのインストールベースの比率は、主要な市場でほぼ半々になっているとのことです。
また、ダニエル氏は、PS5の光学式とデジタル式が4対1の割合でまだ出荷されていること、Xbox部門ではXSXモデルの在庫不足に対応してXSSモデルの生産を増やしているらしいことを言及しています。



箱半分ですやん(´・ω・`)