//news.yahoo.co.jp/articles/84c0fe8bcfbacddd9699d887c3ae43af43be7ceb?page=1

ソニーがお笑い三冠制覇

錦鯉のM-1優勝により、所属事務所のソニー・ミュージックアーティスツ(SMA。以下、ソニーと略)は、『キングオブコン
ト』では2012年度のバイきんぐ、『R-1グランプリ』では2016年度のハリウッドザコシショウ、2017年アキラ100%とあわせ
て、賞レースの三冠すべてで王者を輩出したことになります。

配信番組『M-1グランプリ2021 世界最速大反省会 漫才ショータイム!全ネタゴン攻め分析SP』(GyaO)で、前年度
チャンピオンのマヂカルラブリー 野田クリスタルから「ソニーすごいですね」と三冠制覇について触れられた錦鯉・渡辺
は「全部オリンピックイヤーに取ってるんです」と話しました。その上で、決勝のネタ選びでは、候補ネタをバイきんぐと
ハリウッドザコシショウに見せ、彼らのアドバイスで決めたと明かしました。

賞レースにおけるソニーの強さや、今回の錦鯉のネタについて、お笑い養成所の講師や、複数のお笑い事務所による
若手芸人のネタ見せもつとめる構成作家の大輪貴史(おおわ たかふみ)さんに聞きました。大輪さんは、かつてピン芸
人「大輪教授」として活動し、2007年にはR-1ファイナリストに選出されました。

――賞レース優勝者以外にも、コウメ太夫、AMEMIYAらが所属するソニーという事務所の強みについてどう見ていま
すか?

「ソニーさんは、さまざまな事務所から移籍してきた人が多く、多様性があるイメージです。
その環境だと『漫才とはこうあるべきだ』『若手はこうあるべきだ』など互いに思い、指摘し合うことが、他の事務所に比べ
て非常に少ないと想像します。