任天堂スイッチが2021年に日本で約530万台を販売していたことが分かった。
これは20年12月28日から21年12月19日までを対象期間としたもので、販売台数は
標準型、Lite、有機ELモデルの三種を合計した形になっている。

そして任天堂の兼用機は発売以来、常に高い人気を維持しているようで
これで五年連続で首位の座を掴んだことになる。
昨年のPS5、PS4、XSX、3DSを合計した販売台数が110万台に留まっている点を踏まえれば、
このハードがどれほど強い人気を保っているかよく分かるだろう。

なお機種別で見た場合、2位はPS5で94万2798台を売り上げていた。
これはXSX(年間販売台数は9万5598台)の約10倍にあたる数字だ。
マイクロソフトは日本で苦戦が続いているようでPS4よりも低い(10万3786台)結果となっている。
ただし3DSの2万8224台よりは上回っていた。
またSwitchの人気はさらに強まっており、同機種は20年の販売台数(510万台)を上回る成果を収めている。

一方ソフトでもスイッチの強さは際立っており
例えばあつまれどうぶつの森など21年は年間を通して引き続き強い動きを見せていた。
勿論これだけでなくモンスターハンターライズ、ポケットモンスター:ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール、
スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールドなど新作も好調でスイッチのソフトは全体で見ても前年と同等の売上を
維持している。

しかし何よりも際立つのはチャートだろう。
というのも、昨年の年間売上トップ10は全てスイッチが占めているのだ。
前述の新作三作も好調で、それぞれ年間ランキングでも1位、2位、4位につけていた。

最後に次世代機についても触れておきたい。
ソニー、マイクロソフトの両者は昨年から大きな成長を見せているからだ。
どちらも昨年11月に発売されている点には注意が必要だが
それでもPS5は前年の21万3328台から大きく成長し、XSXも同2万9433台から劇的に販売台数を伸ばしていた。
https://www.gamesindustry.biz/articles/2022-01-06-nintendo-switch-sold-over-5m-units-in-japan-last-year