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Financial Timesが、NVIDIAはArmの買収を断念することを正式に決定したと報じました。

・NVIDIA、Arm買収を断念
NVIDIAがArmの買収を断念するとの観測は先月、Bloombergが報じていましたがそれが正式に決定されたようです。

NVIDIAによるArm買収には、英国競争・市場庁（CMA：Competition and Markets Authority’s）や米連邦取引委員会（FTC）など複数の国の関係機関が安全保障上の懸念や競争阻害の観点から反対姿勢を示しており、当初計画よりも買収手続きが長引いていることが報告されていました。

・ソフトバンクはArmの株式売却へ
本買収計画が中止されたことで、ソフトバンクは2022年末までにArmの株式の売却を進めるとFinancial Timesは伝えています。

Armの株式売却について英国政府は、ロンドン証券取引所での売却を希望しているようですが、Financial Timesによれば、ソフトバンクはニューヨーク証券取引所での新規株式公開を行う可能性が高いようです。