〜中略〜

あつ森の中身が完成されるのに1年と7ヶ月...それまでの間は虚無の様なスカスカおせち状態のあつ森をずっと楽しまなければならない事になる。そんなの僕には到底我慢できませんでした。また、そんなスカスカ仕様だった中身を100%に補填する為の埋め合わせアプデを任天堂がすると告知すると必ずと言って良いほど「神アプデ!!!」と賞賛される様相に僕はある種のカルト感を覚えていました。

もしもこういう従来のシリーズでは既に存在していたシステムや要素を埋め合わせるためのアップデートをサードパーティのゲームがしていたら「こんなの最初から実装されてて当たり前だろ!」と批判されて袋叩きにあっていたはずです。でもそれを任天堂がやると批判ではなく、賞賛に繋がる..."任天堂がアプデをするという事実"にしかみんなが着目していないせいで、肝心のアプデ内容に対する評価がちゃんとできていない。そういうアプデ内容に対する批判をすると必ずと言って良いレベルで信者からの横槍が入る...

ここでもまた任天堂界隈のディストピア感が大きく現れることになります。任天堂のやることなすこと全てが正しいと信じきっている人が少なくないから、任天堂の批判をされると途端に怒る。任天堂への批判をまるで自分への批判かのように捉えて怒る。

僕はそういう人を何度も見てきました。正直、自分と企業を自己同一化してしまってる人が多くて怖いです。だからあの界隈では批判は許されず、賞賛をする事しか許されない。愚痴を言うと必ず「楽しんでる人のことを...」という文言で圧力を掛けられることになる.....僕は任天堂界隈への嫌気が後に任天堂自体に対する不信感に繋がることになりました。