『グランツーリスモ7』Metacriticユーザースコア振るわず―車の価格設定などの仕様が原因か
3/22(火) 13:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/719388fc4c5f4f4c6a40304ea2e1e75d7a985120
3月4日に発売されたドライビングシミュレーター最新作『グランツーリスモ7』ですが、Metacriticにてユーザーから低スコアレビューが相次いで寄せられています。

シリーズプロデューサーの山内一典氏は状況改善に意欲を示しています

本作は25年続く『グランツーリスモ』シリーズの最新作であり、海外メディアによるレビューでは「完璧なドライビングゲームに限りなく近い」と高く評価されていました。一方、記事執筆時点(3/22 12:17)ではユーザースコアが1.9(高評価:872、中間:154、低評価:5,130)と低迷。どうやらその背景には本作の仕様があるようです。

まず、本作ではシングル・マルチにかかわらず、大半のモードを遊ぶにはゲームプレイにオンライン接続が必要となっています。しかし3月17日に長時間に及ぶメンテナンスが実施され、ユーザーはゲームを実質的に遊べない状態となっていました。

さらにユーザーレビューでは車の購入費が高いという指摘も多く、本作では課金してゲーム内通貨を買えることから、マイクロトランザクションへの誘導、つまり“Pay to Win”ではないかと考えるユーザーも確認できます。

本件についてシリーズプロデューサーの山内一典氏は、サーバーのメンテナンス延長に関してユーザーに謝罪の意を表明。しかしながら、車両価格の高さについては「その価値や希少性を表現する大切な要素」であり、「実勢価格とのリンクは必要」と説明しています。同氏は「多様な手段で様々なクルマを楽しめるゲーム」として、「コンテンツの追加」などでユーザーの不満を解決する方針を明かしました。