現在、「ニンテンドースイッチ」では多数のインディーゲームがリリースされており、話題を呼んでいる。必ずしも“スイッチ限定”ではなく、『PlayStation 4』や『PlayStation 5』に対応しているソフトもあるのだが、やはり世間的には《今インディーズ出すならswitch一択だろうね》《面白くて安いSONYが締め出したインディーゲームがたくさんある》といった認識が強いようだ。

かつては「ソニー」の方こそ、インディーゲームの誘導を積極的に行っていた印象だが、今は風向きが正反対に。昨年には、『Neon Doctrine』というインディーパブリッシャーのイアン・ガーナー氏が、名前を伏せつつ、「ソニー」のインディーゲームに対するサポート体制の悪さを告発していた。

主な理由としては、プロモーションの機会を得にくいことや、セールを自分のタイミングで選べないことが原因のようだ。イアン・ガーナー氏の指摘には、他のインディーゲームクリエイターたちも多数賛同を示していたという。

それに対して「ニンテンドースイッチ」でインディーゲームが成功しがちなのは、ハードとして普及率が高いことや、ライト層の手に触れやすいことが一因ではあるだろう。しかしそれだけでなく、任天堂業務部による情報発信番組「Indie World」などは、プロモーションへの高い意識を感じさせる。
https://myjitsu.jp/enta/archives/105080