任天堂を辞めたワケ

子供の頃から慣れ親しんだ憧れの企業に入社出来たのだからとても幸運だったと思っている。
しかも開発者として長年従事出来た事は素晴らしい体験だったと今になってしみじみ思う。
(中略)
でもまあ多くのクリエイターを抱える会社は大変だと思う。開発に携わる人は皆プライドが高い。
そのプライドを保つ事がクリエイターとして自身のアイデンティティも保っている。
そんな人達をマネジメントしてチーム制作をさせるのだから大変だ。
彼等を束ねて動かすのはやはり気の良い上司では無くカリスマの存在が大きいだろう。

任天堂には大ヒット作を生み出した多くのカリスマ開発者が存在するのでまだまだ安泰だ。
人気IPさえあれば大丈夫!など実は大きな間違いでその価値を支えている優秀な人達がいる事を忘れてはいけない。