実は2000年代、アメリカを中心に「作品には作者の人格も必要じゃね? 人種差別主義者が書いた作品は売ったらアカンくね?」的運動があったんだわ。
ところがそれを精査していくと「何処からどこまでが人種差別? どこまで遡るべき? リンカーン大統領なんかも結構な差別してたけど、その演説集なんかも発禁すべき?」みたいな自縄自縛になってしまってな。
まあ未だにその運動は続いているが、かなり下火になってしまった。