下関の監督、漫画やんこれ(´・ω・`)

https://www.nikkansports.com/m/baseball/highschool/news/202208220000615_m.html

下関国際(山口)を準優勝に導いた坂原秀尚監督(45)は、映画の主人公のような男だった。初めは手紙で同校への監督就任を志願。当時は部員もそろわず、道具は散乱し、グラウンドも荒れていたが、熱血指導でチームを作り上げた。17年夏の初出場から春夏合わせて5度目の挑戦で初めて決勝まで進出。優勝旗には届かなかったが、無名の弱小校を見事に変革させた。

物語は1通の手紙から始まった。「給料はいりませんから、野球の指導をさせてください」。それは下関国際の校長室にある日、突然届いた。差出人は「坂原秀尚」。「こんな人がいるのか?」。当時校長で現理事長の武田種雄氏(73)は言った。前代未聞の展開で、下関国際野球部の歴史は動いた。

かつては部員1人、荒れたグラウンド、不祥事での大会出場辞退の時代もあった。坂原監督はその全てを作り変え、17年をかけて全国2位まで育てた。