しかし、全ての情報を明確な数値としてしか扱えず、何でも具体的で明示的な指示命令(プログラム)でしか動けないはずのコンピュータが、
短い言葉を与えるだけでいろいろおかしいところはあれどこんな絵が描けるって不気味だよな。
出てくる画像がまず不気味なんだけど、それ以前に機械がそれを描いてるってのが謎。
与えられた言葉(ここでは作品タイトル)を元に、蓄積されたデータから関連するキャラや背景画などの情報を探したところで、
何をどう組み合わせてどう配置するのか、ピクセルごとにどう色をつけていくのか、具体的な指示もないのにどうやって勝手に判断してるんだ?
単なる乱数ってわけでもないんだろ?
その蓄積されたデータも全て明確に数値化されてるはずなんだが、曖昧で数値化しようのない情報をどう記憶してどう処理してるのか。
「マリオは赤い帽子をかぶってて小太りずんぐり体型でどんぐり眼でヒゲをはやしてて…」それをどう数値データ化してるんだろう。
一枚の画像や3Dモデルでなしに、曖昧性のある言語的な情報として。
そんな、デジタルな機械として原理的・論理的にできないはずのことを、一体どんな仕組みで…謎だ。