●11月17日発売のうたわれるもの最新作「モノクロームメビウス」、アクアプラス作品の中で最も開発費をかけた作品に

https://www.famitsu.com/news/amp/202204/27259396.php
――“RPGをおもしろくするのは、物語だ”というキャッチコピーから、とくにストーリーに対して力を入れていると感じましたが。

下川
うちの作品の大きな武器はやはり物語ですし、5年、10年と遊んでくれた方の記憶に残るのは物語だと思っているので、おもしろいストーリーを書こうと、
脚本を手掛ける菅(菅宗光氏。シナリオライター。『うたわれるもの』シリーズの原案やシナリオを担当)を中心に、スタッフ一丸となって開発を進めています。
おもしろい物語をしっかりと作ったうえで、物語を最大限に盛り上げるキャラクターやサウンド、戦闘システムなどを用意しました。
具体的な数字は言えませんが(苦笑)、これまで手掛けてきた作品の中で、いちばん開発費をかけています。

――アクアプラスの威信を懸けた作品になっているのですね。ストーリーの見どころは?

下川
本作は、のちに英雄となるオシュトルが謎の少女シューニャと出会い、彼女から死んだはずの父親が生きていると知らされたうえで、父親の足跡をたどる旅の中で体験する壮大なストーリーが描かれます。
ボイスを飛ばさずにしっかり聞いてプレイすると、おそらく50時間以上はかかると思います。
スマートフォンで手軽に遊べるゲームが多い時代だからこそ、腰を据えてじっくり遊んでもらいたいですね。先ほどお話ししましたが、物語の脚本は菅が担当しています。
ご存知の通り、菅はいままでの作品の実績もありますし、彼のシナリオのファンは非常に多い。
うちにとってこれまでにない規模で作品を作るなら、物語は菅に任せるのがベストですし、ユーザーの皆さんも菅が書くシナリオが読みたいだろうと考えました。


●過去作の採算分岐は12万本

https://blog.hokanko-alt.com/archives/47064980.html
アクアプラス20年の歩みと今後の展望、アクアプラス下川直也社長インタビュー

・よく20年もった
・うたわれるもの 偽りの仮面はユーザーに概ね受け入れられたと思う、目標販売本数は20万本だったが概ね大満足で、
3機種合算の販売本数は初代PS版「To Heart」に次ぐ歴代2位、DL版の構成比も15%で未だ週に6-7百本が売れている
・採算という点からするとヒットしたという印象が薄い事もある、偽りの仮面の損益分岐は12万本だったので、10万本を超えたと報告した際に黒字と言われていたが赤字だった
・PS2版のTH2も10万本を販売したが赤字で、PC版で回収できた。偽りの仮面についてはPC向けにXRATED版を出す事は100%ないので回収できて良かった。
発売当初回収できなくとも、長い期間愛されて損益分岐点を超えたものもある
・予算的にやれる範囲でぎりぎりまでは突っ込みたい
・アダルトゲームを作りたくないという訳ではないがコンシューマ版の方が人気のタイトルであればアダルトゲーム市場の先行きを考えると出すのは難しい、WA2のようにその要素が引き立つ作品であればやるかも
・「ゲームをスマホからとりもどす」キャッチコピーは反響もありある意味成功、スマホを無視するというわけではない
・両国国技館の大アクアプラス祭はあまり人も入れず規模が大きいイベントで、偽りの仮面の儲けがなくなる規模の赤字が出るが感謝の意を込めて企画した

●現在予約ランキングはPS5、PS4版ともに20位圏外(4pt未満)

https://www.comgnet.com/ranking/