Amazonにて、PS4版『ソウルハッカーズ2』の限定版「25thアニバーサリーエディション」が67%オフで5737円(税込)で売られている。希望小売価格は1万7380円(税込)なので、かなりお得だ。限定版にはCD3枚組のアルバムやアニバーサリーブック、フィギュアなどが付いてくる。

参考までにAmazonで販売されている、記事執筆時点での『ソウルハッカーズ2』の価格を通常版も含めて以下に掲載する(Amazon限定特典なしのもの)。通常版の価格はゲオにて3290円(税込)で売られていたことがあるようだ。差額を含めて、Amazonでは限定版がお得になっていると言えるだろう。


PS4
通常版
45%オフで5436円(税込)
限定版
67%オフで5737円(税込)
PS5
通常版
45%オフで5436円(税込)
限定版
49%オフで8909円(税込)

なお、本作のPS4パッケージ版は追加料金なしでPS5のDL版へとアップグレードが可能だ(公式Q&Aより)。そのため、PS5版でプレイしたい人もPS4限定版を買うとかなりお得になるだろう。ただし、アップグレードで入手したPS5のDL版をDL、もしくはプレイするときはPS4版のディスクを挿入する必要がある。つまり、デジタル・エディションのPS5では利用できないので注意してほしい(ディスクドライブがないため、PS4ディスク版のプレイも当然不可能)。

『ソウルハッカーズ2』は悪魔が登場する「真・女神転生」のような世界観と、SF世界観がミックスされたRPGだ。舞台設定は近未来で、人の未来を予測して見守る人智を超えた存在「Aion」がこの世界には存在する。そこから主人公となるリンゴが産み出され、世界の破滅を回避するためにデビルサマナーたちとともに戦うストーリーとなっている。バトルはターン制で、悪魔の力を使うシステムなどがある。

IGN JAPANの本作のレビューではオカルトとテクノロジーが融合した世界観、無色透明ではないリンゴの主人公像などが評価された。バトルはシンプルなターン制であるとして、召喚した悪魔で一斉攻撃する「サバト」のシステムが評価された。一方でダンジョンギミックが多い問題やバトルのテンポの悪さなどが指摘され、レビュースコアは8点となっている。

本作は『デビルサマナー ソウルハッカーズ』の続編となる作品。ナンバリングとしては25年ぶりの新作となっている。そのため旧作のファンであるか、アトラスの最近の作品のファンであるかなど、プレイヤーの立場によって評価が分かれているようだ。IGN JAPANのレビュアーである片岡龍一は『デビルサマナー ソウルハッカーズ』のプレイ経験はないとのことだった。片岡はIGN JAPANではアトラスの新しめの作品である『真・女神転生V』や『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』のレビューを担当しており、そういった立場での今回のレビューと言える。

IGN JAPANのレビューや動画コンテンツでもおなじみ、YouTuberのいちごうも自身のチャンネルで本作のレビューを投稿している(上記の動画)。いちごうは旧作『デビルサマナー ソウルハッカーズ』のファンとしてのレビューだ。動画のなかでいちごうは、「ソウルハッカーズ」のタイトルにも関わらず、作品の雰囲気が様変わりして用語だけが無意味に散りばめられているなどと指摘している。その他システムについても問題点が指摘されているが、リンゴのキャラクターや声優については評価されており、完全にネガティブなレビューにはなっていないようだ。

本作ではゲームテンポの向上を目的として、移動中のダッシュ機能とバトルの高速モードが11月上旬に配信のパッチで導入予定だ(公式ニュース)。どちらの立場のレビュアーからも指摘されるようなテンポの悪さの問題は、パッチで解決される可能性がありそうだ。

https://jp.ign.com/soul-hackers-2/63130/news/amazonps42675737-ps5